新着情報
新製品 高度な測定・解析が必要とされるユーザー向け ▪️動的画像解析・ハイエンドモデル・ラプター▪️
レーザー光遮断法、レーザー回折法、コールターカウンター法などの標準的な粒子測定方法は、粒子が球形であることを前提としているため、粒子の真の形状を正確に評価することが困難です(粒子の球形仮定が誤差要因となる点)。その結果、不規則形状の粒子、細長い繊維、汚染物質、複雑な形態を有する粒子については、信頼性の高い検出が行えなかったり、実際とは異なる特性評価がなされたりする場合があります。
ポータブル・ラプター_動的画像解析
潤滑油分野における動的画像解析
ラプターは、高分解能の粒子サイズ・形状・濃度解析装置で、動的画像解析を利用したポータブル型です。頑丈なキャリングケースと内蔵バッテリーにより、現場でもラボと同等の粒子評価が可能で、オイル中の粒子を実際に撮像し、粒子ごとにサイズ・形状・濃度を直接測定する技術です。従来のレーザーパーティクルカウンターやレーザー回折とは異なり、粒子画像と形状情報を同時に取得できる点が最大の特長です。
動画・潤滑油管理 信頼性向上プラントショー2025
動画・潤滑油用途の動的画像解析について
技術比較表 [レーザー方式 vs デジタル画像方式 vs 動的画像解析]
| 項目 | レーザー方式 | デジタル画像(V3/V4) | 動的画像解析(ラプター) |
| 測定原理 | レーザー光の遮光量・散乱量から 粒径を換算 |
油中の粒子を CMOSセンサーで撮像 |
油中の粒子を高速カメラで撮像し、 個別画像解析 |
| 測定対象 | 粒子数・粒径 | 粒子数・粒径・形状 | 粒子数・粒径・形状・画像 |
| 粒子の可視化 | X(見えない) | ◯ | ◎ (個別粒子画像) |
| 粒径定義 | 等価球形(全粒子丸と仮定) | 実画像に基づく実寸 | 実画像に基づく実寸 |
| 粒子形状評価 | X | ○ | ◎ (形状解析可能) |
| 粒子分類 | X | ◯(気泡・金属粉) | ◎ (気泡水滴・凝集体等) |
| 異物識別 | X | ◯(繊維・金属粉) | ◎ (繊維・破片・異物) |
| シリコン系添加剤 | X(過大に誤計数) | ◯(影響を受けにくい) | ◎(安定して検出可能) |
レーザー光遮断法の「数値化中心の限界/誤検出・誤計数のリスク/汚染物の種類を識別できない現場適用性の乏しさ」という技術的限界により、多様な計測技術を包括する必要が生じ、ISO 21018-1:2024が2024年10月に制定された背景の一つとして挙げられます。
ISO 21018制定背景について
ISO 21018-1:2024は、上記のようなレーザー光遮断法方式の制約を踏まえ、レーザー光遮断法以外の様々な測定技術を評価・選択可能とする原則を規定しています。特に、粒子画像は、レーザー光遮断法では取得不可能な機能で、画像解析などの代替法が正式に標準的な手法として位置づけられております。この改訂により、汚染の実際の特性に基づいた粒子評価が可能となりました。
シリコン、シロキサン系オイル添加剤が入った作動油・潤滑油を、レーザー光遮断方式のオイルパーティクルカウンターで測定すると、なぜ粒子数が多く表示されるのか技術的に説明してください、というご質問を多くお問い合わせいただきます。
レーザー光遮断方式は、シリコン/シロキサン系オイル添加剤を固体粒子と区別できず、遮光体(レーザー光を遮断する物体)=粒子として誤計測します。これが、粒子数が多く表示される本質的理由です。
作動油中でシリコン・シロキサン系添加剤は、 完全溶解ではなく液滴として存在し、サイズは数µm〜数十µm(形状はほぼ球形)ですので、見た目もサイズも「粒子と全く同じ」物質となり、レーザー光遮断方式にとっては「粒子と判別=粒子と同じ信号出力」という測定結果となります。
また、シリコン系添加剤は、表面張力を低下させ気泡を安定化させるマイナス効果があります。結果として、マイクロバブルが発生し、レーザー光を遮ることで粒子数をさらに増加させる結果となります。
旧来のレーザー標準的な粒子測定方法である、レーザー回折/散乱法(1970年代〜)レーザー光遮断法(1980年代〜)は、およそ50年前に開発された技術で、粒子がすべて球形(=丸)であることを大前提としているため、球相当径として評価しており形状情報を直接測定できません。
その結果、不規則形状の粒子、細長い繊維、汚染物質、複雑な形態を有する粒子ついては信頼性の高い検出が行なえず、実際とは異なる特性評価がなされたりする場合がありますが、粒子数と濃度分布を確認する目的では、油管理の第一世代測定機として引き続き使用可能です。ユーザーの用途・目的と投資金額ご予算に合わせて、適切なモデル選定を推奨いたします。
Products
■旧方式レーザー光遮断方式 オイルパーティクルカウンター/オイルサンプリングポート
■新方式CMOSセンサー AIデジタル画像解析方式 オイルパーティクルカウンター
FS9V3-OLU(タンデルタ・オイル寿命センサー搭載)
オイル品質寿命センサー内蔵のパーティクルカウンターで、油交換・更油時期の見える化を実現。あらゆる種類のオイルを登録でき、全ての顧客のオイル交換時期を簡単に管理することが可能となります!
■FS9V3-OLU・飽和水分センサー+オイル寿命センサーの使用メリットについて
TANデルタセンサーx飽和水分センサーでの測定判断基準
TANデルタ値《添加剤の残存力》と 飽和水分値《油中の水分リスク》を組み合わせると、「劣化の進み方」と「危険度」を一段深く判断できるようになります。実務で使いやすい判断基準としては、TANデルタ値は、化学的防御力(酸化・劣化を抑える力)で、飽和水分値(%RH)は、どれだけ水を抱え込んでいるか(腐食・劣化加速因子)として表現できます。
水分は「劣化を加速させる触媒」ですので、TANデルタ値が低い状態で水分が増えると、オイルの劣化は一気に進行。
注意レベル:TDN 400~600
警告レベル:TDN 200~400
交換レベル:TDN 200以下
■FS9V4-RH-V-D-HV・飽和水分センサー+粘度センサー+密度センサーの使用メリットについて
飽和水分センサーx粘度センサーx密度センサーでの技術的メリット
| 状態 | 飽和水分 | 粘度 | 密度 | 判断 |
| 結露・水混入 | ↑ | ≒ | ≒ | 除水で回復可能 |
| 酸化劣化 | ≒ | ↑ | ↑ | 交換検討 |
| せん断劣化 | ≒ | ↓ | ≒ | 交換検討 |
| 異油種混入 | ≒ | ↑↓ | ↑↓ | 即対応 |
| 劣化加速状態 | ↑ | ↑ | ↑ | 前倒し交換 |
追加オプションセンサー --- 粒子測定+オプションセンサーをご選択いただけます
油中飽和水分センサーを
使用するメリット
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乳化前の溶解水分段階で異常を検知できる
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腐食・添加剤劣化・キャビテーションを未然に防げる
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結露や冷却水リークを早期に把握できる
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季節変動・運転条件による水分挙動を可視化できる
粘度センサーを
使用するメリット
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潤滑性能低下や油圧応答異常の予兆を検知できる
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せん断劣化・異油種混入・燃料希釈を早期に把握できる
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油交換を時間基準から状態基準に移行できる
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設備トラブルや摩耗のリスクを低減できる
TANデルタセンサーを
使用するメリット
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酸化劣化の進行をリアルタイムで把握できる
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測定監視の難しい添加剤消耗を早期に検知できる
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スラッジ・ワニス発生の予兆を捉えられる
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油交換時期を状態基準(CBM)で判断できる
オイル寿命センサー ポータブルセット
TanDeltaオイル寿命センサーは、オイル分子レベルの状態を検知し高感度、再現性、高精度でオイルの残存寿命を計算できます。あらゆるオイルで動作し、お使いの新油登録をすることで、より正確なオイル寿命を知ることができます。
■高機能モデル 仕様比較(対応粘度: 〜2400cSt)
FS9V3-OLU
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粒子: デジタル画像解析
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水分: %RH 油中飽和水分
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油劣化/残寿命: TANデルタセンサー
FS9V3-OLU-VISCO
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粒子: デジタル画像解析
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水分: %RH 油中飽和水分
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油劣化/残寿命: TANデルタセンサー
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粘度(動粘度cSt/粘度cP 温度補正)
FS9V4-RH-V-D-HV
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粒子: デジタル画像解析
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水分: %RH 油中飽和水分
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粘度: mPa.s
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密度: kg/m3
Watchlog PRO・ICTクラウド型
リアルタイム遠隔状態監視システムとの組み合わせ使用例
[工場内Wi-Fi / 4G LTE通信網 / スターリンク / JSAT衛星通信]
Watchlog PRO クラウド・アーキテクチャ
オイル清浄度・遠隔監視のご提案
オイル清浄度・遠隔監視システム
アラート通知のトリガー上限汚染度も設定可能で、携帯電話へのSMS送信とメール送信設定が可能です。
データはいつでも任意の期間を表示でき、CSVファイルとして必要な期間だけダウンロード保存することも可能です。また、ご使用のスマホでも表示および保存でき、EメールもしくはSMSメッセージアラートを設定して、必要なアラームをご担当者に警告発信することもできます。尚、20名までログイン登録することができます。
FS9V2 / PC9001-3-2
FS9V2_PC9001-3-2_リーフレット
オンライン型パーティクルカウンター/ポータブル型パーティクルカウンター [測定原理:レーザー光遮断式自動粒子計数]
■FS9V2パネル部■
■表示操作パネル部■
[FS9V2特長]
■専用ユーティリティソフト■
■測定値グラフ表示■
[データ管理]
FS9V3 / FS9V3-LAB / S120-LCD(デジタル画像解析)
ポータブル型パーティクルカウンター [測定原理:AI・高解像度デジタル画像解析]
FS9V4 / FS9V4-HV / S120-PM
最新モデル
S120/FS9V4/FS9V3に搭載されているセンサーは、AIデジタル画像解析⽅式での測定を⾏い、粒⼦計数だけではなく、機械故障に直結する⾦属摩耗粉を早期発⾒できる⼤きなメリットがあり、AI 検知機能により油中の摩耗粉種を⾃動的に分類。20um 以上の分布傾向を状態監視します。
◉フレーク状=疲労摩耗、◉円盤状=滑り摩耗、◉カール状/⻑針状=切断摩耗の特定形状の粒⼦増加を検出し、原因分析・リスク評価を実施
形状ごとの粒⼦⾃動分類+粒⼦数トレンドを活⽤すれば、以下のリスク診断をサポート。
1. 疲労摩耗・滑り・切断のタイプ特定
2. 異常摩耗兆候の定量的検出
3. 根本原因の解析(潤滑、過負荷、外部侵⼊)
4. タイムリーな保全対策による故障防⽌
トライボロジー(摩擦・摩耗・潤滑の科学技術)の観点から、⾦属摩耗粉の形状によって機械内部で発⽣している摩耗の種類を特定し、それに応じた故障リスクや保全上の注意点を予測することが可能となりました。
新型FS9V4/S120-PM
■ 最新モデルには、QRコードスキャン機能搭載 ■
ご使用の携帯電話でQRコードをスキャンすることで、
メーカーサーバーにアップロードして保存管管理でき、PDF形式でメール、SMS、LINEする事も可能です。
下のサンプルQRコードをお手元の携帯電話でスキャンして、サンプル表示画面をご確認いただけます!
お問い合わせいただけましたら、操作手順書を送付いたします。
🔳 S120-PMK ポンプアッセンブリユニット 🔳
ハイエンドモデル・FS9V3 TANデルタ / FS9V3-LAB
AI・高解像度デジタル画像解析にて油中の混入物を画像化!気泡を検知し、測定値より除去
長年のAI解析研究が粒子の幅広い波長分布計測を実現し、混入物の形状を認識して気泡や水滴を測定数値より排除する革新的な新しいコンセプトのセンサーが完成しました。デジタル画像粒子計数技術は、繊維だけでなく疲労摩耗,滑り摩耗,切断摩耗に分類できる異なる形状の粒子を認識して1μ~>100μの広い分布を測定が可能。
■ S120-LCD:粒子数測定(オンライン型・表示ディスプレイ付き)
■ S120-PMK:粒子数測定(オンライン型)+ ポンプアッセンブリ New
■ S120-PM:粒子数測定(オンライン型・表示ディスプレイ付き)New
■ S120-PM-RH:粒子数測定+水分測定 (RH)
(オンライン型・表示ディスプレイ付き)New
■ FS9V3:粒子数測定
■ FS9V3-RH:粒子数測定+水分測定 (RH)
■ FS9V3-OLU:粒子数測定+水分測定 (RH)+TANデルタ・オイル寿命測定
■ FS9V3-LAB:粒子数測定 [据え置き]
■ FS9V4:粒子数測定(画像書き出し機能無し)New
■ FS9V4-RH:粒子数測定+水分測定 (RH) New
■ FS9V4-HV-FE:粒子数測定+鉄粉濃度New
■ FS9V4-RH-V-D-HV:粒子数測定+水分+粘度+密度New
■FS9V3測定時の様子■
■FS9V3-LAB 据え置きラボタイプ■
■FS9V3-OLU用フルセット付属品■
取扱説明・動画
Demonstration |
AI処理・FS9V3 デモ測定のご案内 500mLサンプル送付ください |
|---|
Company
会社概要
| 商号 | 株式会社チヒロ |
|---|---|
| 資本金 | 25,000,000円 |
| 設立 | 2007年3月 |
| 営業所 | 〒168-0063 東京都杉並区和泉3-25-1 |
| 連絡先 | 03-6304-7761 |
| URL |
Contact
お問い合わせ
PC9001-3-2リーフレット
FS9V2リーフレット
オイルサンプリング
サンプリングガイド
FS9V3リーフレット
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FS9V4リーフレット
FS9V4技術資料
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鉄粉濃度センサー技術資料
FS-RH485_リーフレット
FT-V-D_リーフレット
FS9-OLO_リーフレット
S120-LCDカタログ
S120-PMリーフレット